Original motorFIX interview
This is the original interview with motorFIX in Japanese that we did in 2009. Heres a link back to our (badly) translated English version.
初めまして、日本でmotorFIXという自動車屋を営んでおります堺と申します。この度は、当HPをご覧いただき、また御社のHP掲載のお声をかけていただきまして、誠にありがとうございます。
良いお話をいただき、うれしく思います。
是非、掲載お願い致します。
86ers.org: KE70の改造を職業にした理由を教えて下さい。KE70の魅力は何ですか?日本はハイパワーターボ車が非常に多く、AE86等の旧車をサーキットで見かける機会が少なくなっている様な気がします。
私達の周りには、まだまだ86は沢山います。逆に、ボディの状態の良い物は少なくなりましたが。motorFIXは普通の自動車屋なのですが、私が70好きなので、自然にみんなが集まるようになりました。
86ers.org: AE86は全世界で伝説のドリ車として周知されています。それにも関わらず、旧型のKE70を選んだ理由は?
シャシは86と全く同じなので、86パーツがほとんど使用でき、なお且つ個性的な70に惹かれました。
86ers.org: 失礼かもしませんが、 周りのチェコ人には良く「何故あの車は一見錆びだらけなの?」と聞かれます。特別な理由があるのですか?
残念なことに、日本は湿度が高く、錆びやすい環境です。70は外装部品が入手困難な為、修理には86より費用がかかります。例えボロでもまだまだ走れますし、あの錆びたボディの独特の雰囲気が好きです。ドレスUPやつまらない事故で、タイヤやガソリンにお金を回せず、上手くなれないまま、走りを諦めてしまう若者が最近は多いように思います。「こんなボロでも走りはカッコいいぜ!」・・・これが、モーターフィックスからのひとつの提案です。
86ers.org: 貴社が手掛けた車両には4A-GE(黒ヘッド)が載せられているケースが多々あります。このエンジンを選択されている特別な理由は御座いますか?
70は基本的には86と同じシャシなので、当然、4AGが簡単に搭載できます。しかし、20年以上経ったエンジンは、修理箇所も多く、お金がかかってしまいます。そこで、同じ4Aでも比較的新しく、トラブルの少ない5バルブ黒ヘッドを選んでいます。ノーマルでも165HPと、一昔前のチューニン4バルブ4AG並みなので、軽い70には充分です。
86ers.org: 日本の警察は厳しく、最近は規制も厳しくなっていると聞きました。取り締まりで整備不良のキップを切られることはありませんか?そして、検問などで止められた場合、警察官に「このカローラ懐かしい」等と言われることはありますか?
公道を走る改造車両は、公認車検を受けているので、大丈夫です。86は改造車の代表のような車なので、よく止められますが、70はとめられたことはありません。
86ers.org: この御時勢で、日本でのAE86の認識は如何なものでしょうか?15年前には手頃なドリ車として全世代に人気がありました。今では25年落ちの旧車になり、程度の良いものには並みのS13やR32以上の高値が付くようになりました。ドリフトを始める人は先に安い13系シルビアや32系スカイラインのターボ車に手を出してしまう気がします。
ノーマルコンディションを維持した物は高いですが、それなりの物でしたら安価で手に入ります。確かに、最近の若い人は、86より安くてパワーのあるターボ車を買う傾向にあります。
86ers.org: 話題が少し変わります。全世界にドリフトとその魅力をアピールした日本国民として、海外のドリフトはどの様に捉えられていますか? 欧州、米国のドリフト、そしてドリフト選手権をどう思いますか?
柔道やその他のスポーツと同様に、ルールや形を変え、いずれ欧米が主導権を握るにような気がします。私個人としては、一般市民が趣味として楽しめるレベルが丁度良いと思うのですが。
86ers.org: 「プロドリ」と言えば、皆D1GPを想像します。D1GPをどう思いますか?スピード、レベル共に年々上がっていますが、コストも劣らず上がっている気がします。
コースも、富士や鈴鹿など、大きなコースが主流になり、無条件に馬力が必要になってきました。迫力・スピードの代償に、お金はたっぷりかかってしまうようです。プロとして、お客様から代金をいただくのですから、仕方がないのかも知れません。
86ers.org: チェコは日本とは地球の反対側に位置しますが、この遠い国のドリフト好き、ドリフターに伝えたいメッセージは御座いますか?
初めて車を横に向けて「ドリ風」を受けた時の快感は未だに憶えています。それ以来、私はドリフト中毒です(笑)!

